NASのIPアドレスを固定IPアドレスにすることによるメリット・デメリット

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NASのIPアドレスは購入した時の設定では「DHCP」という仕組みによって自動に割り振られるようになっていますが、「固定IPアドレス」といって固定することもできます。

このページでは、「固定IPアドレス」にすることによるメリット・デメリットを説明します。

なお、具体的な設定方法はNASの種類ごとに異なりますので、別ページにて説明します。

 

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目次

  1. 最初に結論
  2. 固定IPアドレスのメリット
  3. 固定IPアドレスのデメリット

 

1. 最初に結論

NASのIPアドレスは、固定IPアドレスにしたほうが良いです。

詳しくは後で説明しますが、ざっくり言うと、ネットワークの接続性が安定するからです。

買ってきたばかりのNASは、DHCPといって自動的にIPアドレスを取得する設定になっている場合がほとんどです。

DHCPならば、LANケーブルをつないで電源を入れれば、少なくともLAN上で見えないということはありません。

それでも、固定IPアドレスに設定したほうが、DHCPよりもオススメです。

 

2. 固定IPアドレスのメリット

2-1. メリットその1・・・パソコンとNASの接続性が安定する

通常、パソコンからNASに接続する場合は、Windowsなら「エクスプローラー」の「サーバ」の一覧、Macなら「Finder」の「共有」の一覧から、目的のNASが表示されるので、それをクリックして接続する場合がほとんどだと思います。

NASを使っている人は意識していない場合も多いと思いますが、パソコンからNASに接続する場合は、必ず「NASのネットワーク上の名前」か「IPアドレス」のどちらかを指定して接続する必要があります。

もしも、NASがDHCPの設定になっている場合は、パソコンやLAN環境によってはNASと接続中でも「NASのネットワーク上の名前」や「IPアドレス」が自動的に変更される場合があります。

それでも自動的に変更後の名前やIPアドレスで接続が継続される場合がほとんどですが、たまに接続が解除されて、ファイルの保存や読み出しができなくなる場合があります。

必ずしもこういったトラブルが起きるわけではありませんが、NASには重要なデータを保存している場合が多いと思うので、できればNASは「固定IPアドレス」の設定をして、考えられるトラブルは防いだほうがベターです。

2-2. メリットその2・・・パソコンから接続する時にIPアドレスで指定できる

前の項目とも関連していますが、NASに接続する時にIPアドレス指定で使用することができます。

これの何が便利かというと、パソコンやネットワークの環境によっては、Windowsの「エクスプローラー」やMacの「Finder」上にNASが表示されない場合もあるので、IPアドレスを指定して接続なら確実に接続できるからです。

また、長ったらしく覚えにくいNASの名前でも、IPアドレスなら3×4の12桁の数字を知っているだけで、NASに接続することができます。

つまり、NASのIPアドレスが「固定IPアドレス」になっていれば、「このNASに接続する場合は、このIPアドレスで!」と決め打ちができます。

このように便利なIPアドレス指定によるNASとの接続ですが、実はDHCPの場合でもIPアドレスがわかっていれば接続可能です。

しかし、DHCPの場合は仕組み上、NASの接続中でもIPアドレスが変わってしまうため、最悪ファイルの保存ができなかったり、ファイルが読めないといったトラブルが起きるので、ごく短時間の使用を除いては使うことをオススメできません。

 

3. 固定IPアドレスのデメリット

3-1. デメリットその1・・・NASの設定を間違えた場合、LAN上から見えなくなって、NASの設定をリセット・初期化が必要な場合がある

これは次の項目に入れようかとも思ったのですが、わかりやすいように別項目にして最初に持ってきました。

NASを固定IPアドレスに設定する場合、ルーターの設定をやったことがない人、IPアドレスの設定とかめんどくさい人は、できる人(出入り業者・家族など)に任せるのが無難です。

その理由ですが、NASの固定IPアドレスの設定がうまくいかない場合は、NASの設定をリセット・初期化する必要があることがあります。

その場合でも、通常はNASの中に保存している個人や会社で作って保存したファイルは消えないのですが、NASの機種や、リセット・初期化のやり方によっては消えたり、全く読み出せなくなることも絶対ないとは言い切れないためです。

3-2. デメリットその2・・・ある程度のネットワークの知識がないと設定できない

全体的な話になってしまいますが、パソコンやNASなどを取りまとめたネットワーク環境の設定情報は、ルーターの設定を行うことで実現しています。

例えば、ネットワーク全体ではどの範囲のIPアドレスが有効か、インターネットの通信はどういった経路で行っているか、などの情報です。

よって、自分でルーターの設定はしなくとも、少なくともネットワークに接続するためにはどういった情報が必要か、がわかる必要はあります。

3-3. デメリットその3・・・パソコンやネットワークの環境が変わった場合、NASやパソコンやネットワークの機器を設定し直す必要がある場合がある

例えば、次のようなときは設定のし直しが必要な場合があります。

特に最初の3つはうっかり忘れがちなので、注意が必要です。

  • インターネットのプロバイダを変えた
  • ルーターを買い換えた
  • ルーターを買い替えてなくとも、初期化・設定変更・ファームアップをした
  • 引っ越した・レイアウト変更をした
  • NASを一時的に別の事務所に持っていった
  • NASを修理に出して戻ってきた

 

 

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