HDDから異音がする場合の、症状別の故障内容とデータ復旧の可能性

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HDDにアクセスできなくなった時に、普段は聞こえなかった「異音」が聞こえる場合があります。

この異音の内容によって、どういったトラブルが起きているか・データ復旧の可能性はどれぐらいあるか、といったことが異音から判断できる場合があります。

もちろん、HDD復旧の専門業者や経験者が実際のHDDを検査しないと正確な状態は断言することはできませんが、個人でも判断できる一つの「目安」にはなります。

 

目次

 

1. HDDトラブル時の異音には、大きく分けて3パターンあります

パターンをAからCの3つに区分しました。

トラブルの起きているHDDの異音が、どれに当てはまるかを確認してください。

  • パターンA) Seagate社の3.5インチHDDについて、故障時の特有の異音が聞こえる場合
  • パターンB) 全メーカーのHDDについて、エラービープ音が聞こえる場合
  • パターンC) 全メーカーのHDDについて、異常な駆動音が聞こえる場合

ちなみに、パターンAはSeagate(シーゲート)というHDDメーカーの3.5インチHDDのみに発生する現象ですが、パターンBとCは全てのHDDメーカーで起こりうる現象です。

SeagateのHDDかどうかを判断する方法としては、むき出しのHDDに次のようなロゴマークがあるかどうかです。

Seagate_Logo_Pre

数年前までのロゴ

Seagate_Logo_New

現在のロゴ

Seagate_Hdd_Pre

数年前までの典型的なSeagateのHDDの外見

Seagate_Hdd_New

現在の典型的なSeagateのHDD

また、3.5インチのHDDとは、おおむね次のようなものと思っていただいて結構です。

  • 3.5インチHDD・・・デスクトップPC内蔵のHDD、USB外付けHDD据え置き型(電源が必要なもの)
  • 2.5インチHDD・・・ノートPC内臓のHDD、USB外付けHDDポータブル型(電源が不要なもの)

 

2. 異音のパターンA) Seagate社の3.5インチHDDで特有の異音が聞こえる場合

次の2つの音声サンプルのいずれかに近い場合は、これに該当していると思ってください。

A-1) 11〜12回の異音が鳴ってから停止

A-2) 2回の異音が鳴ってから停止

対処法

この場合はHDDで「HDD内部」または「HDD基盤」が故障している時の異音です。

ハードウエア上の故障のため、「重度の物理障害」に該当します。

個人では対応できないので、当社を含めたデータ復旧業者に見積もりを取った上でデータ復旧を依頼してください。

 

3. 異音のパターンB) 全メーカーのHDDについて、エラービープ音が聞こえる場合

次の音声サンプルに近い場合は、これに該当していると思ってください。

B-1) 3.5インチのHDDで、ビープ音が聞きづらい

B-2) 2.5インチのHDDで、さらにビープ音が小さい

対処法

異音が「カチン、カチン」といった何かがぶつかるような音ではなく、「ピーッ、ピーッ」といった電子音が聞こえる場合があります。

この場合は、HDDでトラブルが起きていることをHDD自身が感知して、起動してトラブルをひどくしないように知らせている状態です。

この場合は100%ハードウエア上の故障である「重度の物理障害」に該当します。

よって、個人では対応できないので、当社を含めたデータ復旧業者を利用してください。

 

4. 異音のパターンC) 全メーカーのHDDについて、異常な駆動音が聞こえる

今までにあげたパターンA)やパターンB)に該当しないが異音が聞こえる場合、例えば次のような異音が聞こえる場合があります。

C-1) 異音がずっと鳴り続けて停止しない

C-2) 引っかくような不快な異音

C-3) 起動に失敗を繰り返している時の異音

対処法

異音が聞こえている時点で「重度の物理障害」に該当する可能性は高いです。

本来は当社を含めたデータ復旧業者を利用するのがオススメなのですが、個人でやってみるとすればHDDの外部ケースを分解して中のHDDを取り出して、外付けHDDケースに入れ替えてPCにつないで見るといった方法があります。(くれぐれも自己責任で)

具体的な方法については、次の関連記事を御覧ください。

繰り返しますが、異音が聞こえている時点で「重度の物理障害」の可能性が高いので、個人でやってみた場合でも難航するようなら、あれこれ手を出してHDDを悪化させる前に、データ復旧業者に相談してください。

 

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