持ち歩きで使っているポータブルHDDの故障対策5つ
たくさんの音楽や写真のデータを扱う人は、ノートパソコンと一緒にポータブルHDDを持ち歩いている場合も多いと思いますが、ポータブルHDDを故障から防ぐにはどうすればよいでしょうか?
1. 故障対策その1;HDDが壊れる原因を知っておく
HDDが壊れる主な原因としては、「動作中に発生する熱」「落下や強制終了などによる衝撃」「落雷や停電」「水やホコリ」などがあります。
持ち運びで使っているポータブルHDDの場合は、「落下や強制終了などによる衝撃」が最も故障の原因として多いです。
以下の関連記事では、さらに詳しく故障の原因について説明しています。
2. 故障対策その2;定期的にバックアップを必ず取る
HDDは、いつかは必ず壊れるものと考えて、定期的にバックアップを取るようにしてください。
HDDはなんの前触れもなく、いきなり壊れることも珍しくはありません。
具体的なバックアップ方法はページ容量の関係でここでは説明しませんが、当ブログの関連記事やネットの情報を集めて、バックアップを取るようにしてください。
Windowsのバックアップソフトの紹介
Macのバックアップソフトの紹介
3. 故障対策その3;HDDが壊れる前の症状を知っておく
運悪く、なんの前触れもなくHDDが壊れる場合もあります。
しかし、故障しかかっている時に、正常なときには見られない「おや?」といった症状が出る場合も多いです。
そういった故障前の症状を知っておくと、急いでバックアップを取るべき時がわかります。
詳しくは、以下のリンク先のページで説明しています。
4. 解決策その4;衝撃に強いクッション材を使ったポーチなどに入れて持ち運ぶ
HDDを裸のままや巾着などの薄い袋に入れるのでなく、ポータブルHDD用として作られた、しっかりとしたポーチに入れて持ち運ぶと、持ち運び時の衝撃を和らげることができます。
特に、スーツケース等に入れて飛行機で運ぶ場合は、移動中の衝撃がかなりありますので、ぜひともポータブルHDD用のケースに入れて持ち運びましょう。
5. 解決策その5;予算が許せば、SSDに買い替えも考える
HDDで最も壊れやすいのは、衝撃に弱い駆動部、つまりHDD内部にある「モーター」「データ読み出しヘッド」「データ記録領域」です。
ここ数年でノートパソコンの内蔵HDDに替わって大きく普及してきたSSDの場合、これらの駆動部がありません。
もしも予算的に許すのであれば、SSDに置き換えることにより、HDDの故障の原因の多くを占める、HDDの駆動部分という問題点を完全に取り除くことができます。
ただしSSDのデメリットとしては、値段が高いのと、保存可能最大容量がHDDとくらべて小さい、という2点です。
5-1. ポータブル型SSDの機種を紹介
おすすめのポータブルSSDを2機種紹介します。
上段はコスパとサイズに優れていて、下段は最大4TBまでが選べるのが特徴です。
このページの記事は以上です。
当社のデータ復旧のご案内
復旧料金は復旧データ納品後に後払い
復旧失敗時は復旧料金0円、ただし宅急便の往復送料実費のみご負担
作業日数は2-3日(症状により延長の場合あり)
・HDD:33,000円
・NAS:55,000円
(RAID対応の場合は22,000円追加)
(当社ではHDDの内部分解が必要な重度の物理障害には対応していません。ただし、重度でも対応可能な提携他社を紹介することができますので、重度の場合でもご連絡ください。)