パソコンの前で悩む女性

時々聞かれる質問で「パソコンなどのバックアップは何にとればいいのか?」というのがあります。

そこで、バックアップ先のメリット・デメリットの説明と、バックアップ元ごとにオススメのバックアップ方法を紹介します。

 

目次

  1. オススメしないバックアップ先メディア
  2. バックアップ元ごとの、オススメのバックアップ先メディア
  3. いろいろなメディアの、バックアップ先としてのメリット・デメリット
  4. データ保存先としての、USB外付けHDDの正しい考え方
  5. この記事に関連するオススメの商品

 

1. オススメしないバックアップ先メディア

拒否をする女性

DVD-RやCD-Rの光学メディアにバックアップを取ることはオススメしません。

なぜなら、次の3つのデメリットがあるからです。

  1. 経年変化でデータ記録面が劣化して、データが読み取れなくなることが割りと珍しくない確率で起こる
  2. データを記録するのに時間がかかりすぎる(私のパソコン環境ではDVD1枚30分ぐらい)
  3. 一部変更・一部追加したデータのみバックアップを取るなどの、履歴管理が事実上できないので、毎回フルバックアップで時間がかかりすぎる

よって、DVD-Rなどの光学メディアにデータを書き込むのは、DVDプレーヤーで再生するとか、他人にデータを受け渡しする場合に限ったほうが良いです。

自分で焼いたDVD-Rの寿命は3年位。DVD-Rバックアップ方法の説明

 

 

2. バックアップ元ごとの、オススメのバックアップ先メディア

バックアップ元ごとの、オススメのバックアップ先メディアを一覧表にまとめました。

この表で表している通り、ほとんどの場合でオススメのバックアップ先は「USB外付けHDD」です。

ただし、バックアップの容量が少なければ、パソコン本体やUSBメモリやUSB外付けSSDでも構いません。

なぜ、「USB外付けHDD」が一番のオススメかについては、この後説明します。

バックアップ元 オススメのバックアップ先メディア
1 パソコン本体 USB外付けHDD
2 USB外付けHDD USB外付けHDD
3 USBメモリ USB外付けHDD、パソコン本体、USBメモリ
4 DVD・CD USB外付けHDD、パソコン本体、USBメモリ
5 NAS(ネットワーク型HDD) USB外付けHDD
6 USB外付けSSD USB外付けHDD

 

3. いろいろなメディアの、バックアップ先としてのメリット・デメリット

以下に、いろいろなメディアのバックアップ先としての、メリット・デメリットを一覧表にまとめました。

先ほど、バックアップ先は「USB外付けHDDが最もオススメ」といった理由は、その他のメディアと比べて、読み書きが速く、容量単価が安い、といった点です。

ただ、注意しなければいけないのは、壊れるときは前触れもなく壊れることがあるので、データは必ず2ヶ所以上にバックアップを取ること、という点です。

なお、これはUSB外付けHDDにかぎらず、パソコン本体・USBメモリ・DVD・CD・NASの全てに言えることなので、同様にデータは必ず2ヶ所以上にバックアップを取るようにしてください。

メディア メリット デメリット
1 パソコン本体
2 USB外付けHDD
  • データの読み書きが速い
  • 容量単価が安い
  • バックアップの失敗が少ない
  • 一部だけ追加、一部だけ変更などの履歴管理が簡単にできる
  • 衝撃や温度に気をつけないとカンタンに壊れることがある
3 USBメモリ
  • かさばらない
  • 容量単価が高い
4 DVD・CD
  • コンビニや100均などでも購入可能
  • データを書き込む速度が遅い
  • 経年変化でデータが読めなくなることがある
  • メディアの保存容量が少ない
  • 一部だけ追加や一部だけ変更など履歴管理ができない
5 NAS(ネットワーク型HDD)
  • 複数のパソコンやスマホなどで同時に使える
  • 使い始めてからは、設置場所が比較的自由にできる
  • 使いはじめるまでの設置作業や初期設定が難しい場合がある
  • USB外付けHDDよりは容量単価が高くなる
  • 24時間電源を入れっぱなしなので、電気代が気になる人もいる
6 USB外付けSSD
  • USB外付けのメディアの中では、最もデータの読み書き速度が速い
  • USB外付けのメディアの中では、最も容量単価が高い

 

以下は関連記事です。

HDDが壊れる主な原因とその対策

夏場にUSB扇風機でHDDを冷却するのは故障防止に割と効果あり

 

4. データ保存先としての、USB外付けHDDの正しい考え方

よく、家族の写真や動画や音楽をUSB外付けHDDに保存していてバックアップを取っていない人がいますが、HDDは壊れる確率が高い・壊れた場合は復旧料金は数万〜数十万かかる、いくらお金をかけても復旧できないことがある、ということを覚えておいてください。

よって、USB外付けのHDDに動画を保存している場合は、定期的に別のUSB外付けHDDにバックアップを取るようにしてください。

また、パソコン本体の中に写真や動画を保存している人は、USB外付けHDDを買ってきて、定期的にパソコンの中のデータを外付けHDDにバックアップを取るようにしてください。

くれぐれも、データが1箇所しかない状態をやめて、必ず2ヶ所あるいは3箇所にバックアップを取る習慣を身につけてください。

 

5. この記事に関連するオススメの商品

HDDの機械的な故障によるデータ消失を防ぐには、RAID1(ミラーリング)によるデータの二重化が有効です。

「RAIDって何?」と思った人は、次の関連記事のRAID1(別名ミラーリング)のところだけでも目を通してみてください。

コンピュータ専門職でない人のためのRAIDの説明と、オススメ構成

本題に戻って、RAID1対応しているものはNAS(ネットワーク型HDD)に多いのですが、USB外付けHDDでもいくつかありますので、具体的な機種を挙げておきます。

なお、1番目のIOデータと2番目のバッファローは、出荷時からRAID1(ミラーリング)になっています。

3番目のウエスタンデジタルのHDDは、出荷時にはRAID0(ストライピング)になっていますので、RAID1として使うためには設定変更が必要です。

I-O DATA HDD 外付けハードディスク 4TB ミラーリング(RAID1)/2ドライブ/USB3.0/静音ファン付 HDS2-UTX4.0

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