夏場にUSB扇風機でHDDを冷却するのは故障防止に割と効果あり
HDDの故障には熱が大きく関係しているので、夏場にHDDをUSB扇風機で冷やしてやることは、理にかなっている上に、私の経験上も効果がありました。
しかも、壊れかけのHDDやNASであっても、うまくいけば冷却することによって、データの吸出しをする1〜2日間ぐらいは作業を行うことができました。
外付けHDDやNASの冷却方法(直接法)
当社では、毎年夏には5〜6年前にアマゾンで買ったUSB扇風機が活躍しています。
最初は試しに1つだけ買ったみたのですが、とても満足したので、追加で5〜6台買いました。
この扇風機はすでに販売終了になっているので、かわりに以下のUSB扇風機をおすすめします。
ナカバヤシ(Nakabayashi)
¥2,316 (2024/11/18 13:03時点 | Amazon調べ)
ポチップ
パソコン内蔵HDDの冷却方法(間接法)
自作パソコンの場合は冷却ファンを内蔵させることも可能ですが、メーカー製のパソコンの場合はそれができません。
しかも、前項で説明したようなUSB扇風機で冷却する方法が使えません。
よって、直接HDDを冷却するのでなく、間接的に冷却することになります。
直接冷却する方法と比べてどうしても熱がこもりやすいので注意が必要です。
私がパソコンを使うときや、お客さんのパソコンを見た時にアドバイスするのは、次のような点です。
- 夏場にパソコンを使うときは、必ずエアコンをつける。人間は暑さを慣れや根性で我慢できても、パソコンは我慢できない。
- パソコンの排気口から風が出やすいようにして、パソコンの周りを整理する。
- パソコン内蔵のHDDを酷使するような使い方、例えば動画の編集や変換する作業をするときは連続せず、2〜3時間など決まった時間ごとにパソコンを使わないようにする。
熱でHDDが壊れるときの前兆
ある日、突然HDDが動かなくなるよりは、「なんか引っかかったように遅くなる時があるな〜」といった場合が多いです。
少しでもそういった症状がある場合は、すぐにデータのバックアップを外付けのHDDやUSBメモリにとってください。
当社のデータ復旧のご案内
データ復旧料金は容量・症状に関係なく定額
復旧料金は復旧データ納品後に後払い
復旧失敗時は復旧料金0円、ただし宅急便の往復送料実費のみご負担
作業日数は2-3日(症状により延長の場合あり)
・HDD:33,000円
・NAS:55,000円
(RAID対応の場合は22,000円追加)
(当社ではHDDの内部分解が必要な重度の物理障害には対応していません。ただし、重度でも対応可能な提携他社を紹介することができますので、重度の場合でもご連絡ください。)
復旧料金は復旧データ納品後に後払い
復旧失敗時は復旧料金0円、ただし宅急便の往復送料実費のみご負担
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・NAS:55,000円
(RAID対応の場合は22,000円追加)
(当社ではHDDの内部分解が必要な重度の物理障害には対応していません。ただし、重度でも対応可能な提携他社を紹介することができますので、重度の場合でもご連絡ください。)
“夏場にUSB扇風機でHDDを冷却するのは故障防止に割と効果あり” に対して2件のコメントがあります。
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USB扇風機による冷却する方法ですがHDDを設置する部屋の大きさも関係するのではないですか?
小さい部屋ではフアンの風が循環するだけで時間が経つと風が暑くならないですか?
当方3m³程度のコンクリートブロックに囲まれた部屋に防犯カメラのHDDを設置しようと考えています。
同部屋には薄い鉄板の2m×2m程度の扉があり1~2週間に一度解放します。
又同部屋はマンションの入り口付近にあり直射日光には当たりません。
そのような条件での夏場のHDDの冷却方法を悩んでいます。どうぞ宜しくお願い致します。
どうぞ宜しくお願い致します。
部屋の大きさというよりも、空気の循環ですね。
3平米のコンクリートブロックで囲まれた部屋ということですが、私なら次のなかで実現可能かどうかを検討します。
1) 空気循環用の小窓・スリットのようなものを設置できないか
2) 防犯カメラのHDDをコンクリートブロック外の通気性の良い場所に設置。防犯カメラとは極薄のケーブル、あるいは無線LANでつなぐ
3) どうしてもコンクリートブロック内に設置しなければならない場合は、熱の発生がHDDよりも少ないSSDを使う