【PR】月額2,079円からの法人向けクラウドストレージ

初回の月額料金が通常時の30%オフのキャンペーン中(2023年10月10日 12:00まで)

バックアップは何に取ればよいか?HDD?、USBメモリ?、DVD?、NAS?

パソコンの前で悩む女性

時々聞かれる質問で「パソコンなどのバックアップは何にとればいいのか?」というのがあります。

そこで、バックアップ先のメリット・デメリットの説明と、バックアップ元ごとにオススメのバックアップ方法を紹介します。

 

 

1. オススメしないバックアップ先メディア

拒否をする女性

DVD-RやCD-Rの光学メディアにバックアップを取ることはオススメしません。

なぜなら、次の3つのデメリットがあるからです。

  1. 経年変化でデータ記録面が劣化して、データが読み取れなくなることが割りと珍しくない確率で起こる
  2. データを記録するのに時間がかかりすぎる(私のパソコン環境ではDVD1枚30分ぐらい)
  3. 一部変更・一部追加したデータのみバックアップを取るなどの、履歴管理が事実上できないので、毎回フルバックアップで時間がかかりすぎる

よって、DVD-Rなどの光学メディアにデータを書き込むのは、DVDプレーヤーで再生するとか、他人にデータを受け渡しする場合に限ったほうが良いです。

 

2. バックアップ元ごとの、オススメのバックアップ先メディア

バックアップ元ごとの、オススメのバックアップ先メディアを一覧表にまとめました。

この表で表している通り、ほとんどの場合でオススメのバックアップ先は「USB外付けHDD」です。

ただし、バックアップの容量が少なければ、パソコン本体やUSBメモリやUSB外付けSSDでも構いません。

なぜ、「USB外付けHDD」が一番のオススメかについては、この後説明します。

バックアップ元オススメのバックアップ先メディア
1パソコン本体USB外付けHDD
2USB外付けHDDUSB外付けHDD
3USBメモリUSB外付けHDD、パソコン本体、USBメモリ
4DVD・CDUSB外付けHDD、パソコン本体、USBメモリ
5NAS(ネットワーク型HDD)USB外付けHDD
6USB外付けSSDUSB外付けHDD

 

3. いろいろなメディアの、バックアップ先としてのメリット・デメリット

以下に、いろいろなメディアのバックアップ先としての、メリット・デメリットを一覧表にまとめました。

先ほど、バックアップ先は「USB外付けHDDが最もオススメ」といった理由は、その他のメディアと比べて、読み書きが速く、容量単価が安い、といった点です。

ただ、注意しなければいけないのは、壊れるときは前触れもなく壊れることがあるので、データは必ず2ヶ所以上にバックアップを取ること、という点です。

なお、これはUSB外付けHDDにかぎらず、パソコン本体・USBメモリ・DVD・CD・NASの全てに言えることなので、同様にデータは必ず2ヶ所以上にバックアップを取るようにしてください。

メディアメリットデメリット
1パソコン本体
2USB外付けHDD
  • データの読み書きが速い
  • 容量単価が安い
  • バックアップの失敗が少ない
  • 一部だけ追加、一部だけ変更などの履歴管理が簡単にできる
  • 衝撃や温度に気をつけないとカンタンに壊れることがある
3USBメモリ
  • かさばらない
  • 容量単価が高い
4DVD・CD
  • コンビニや100均などでも購入可能
  • データを書き込む速度が遅い
  • 経年変化でデータが読めなくなることがある
  • メディアの保存容量が少ない
  • 一部だけ追加や一部だけ変更など履歴管理ができない
5NAS(ネットワーク型HDD)
  • 複数のパソコンやスマホなどで同時に使える
  • 使い始めてからは、設置場所が比較的自由にできる
  • 使いはじめるまでの設置作業や初期設定が難しい場合がある
  • USB外付けHDDよりは容量単価が高くなる
  • 24時間電源を入れっぱなしなので、電気代が気になる人もいる
6USB外付けSSD
  • USB外付けのメディアの中では、最もデータの読み書き速度が速い
  • USB外付けのメディアの中では、最も容量単価が高い

 

以下は関連記事です。

 

4. データ保存先としての、USB外付けHDDの正しい考え方

よく、家族の写真や動画や音楽をUSB外付けHDDに保存していてバックアップを取っていない人がいますが、HDDは壊れる確率が高い・壊れた場合は復旧料金は数万〜数十万かかる、いくらお金をかけても復旧できないことがある、ということを覚えておいてください。

よって、USB外付けのHDDに動画を保存している場合は、定期的に別のUSB外付けHDDにバックアップを取るようにしてください。

また、パソコン本体の中に写真や動画を保存している人は、USB外付けHDDを買ってきて、定期的にパソコンの中のデータを外付けHDDにバックアップを取るようにしてください。

くれぐれも、データが1箇所しかない状態をやめて、必ず2ヶ所あるいは3箇所にバックアップを取る習慣を身につけてください。

 

5. NASのバックアップ先としてUSB外付けHDDを使う場合の注意

NASのバックアップ先としてUSB外付けHDDを使う場合には、HDDのフォーマット形式に注意が必要です。

というのは、Windowsで読み込み可能なフォーマット形式の「NTFS型式」や、Windows/Macで読み込み可能な「FAT型式」の場合には問題が出ませんが、通常はNASでしか読み込みができない「ext2/3/4型式」や「xfs型式」で保存されている場合が多いからです。

もしも、NASのバックアップ用外付けHDDがWindows/Macで読み込めない場合は、Windowsなら次の方法で読み出せることがあります。

 

6. この記事に関連するオススメの商品

以下のリンク先の記事では、当社オススメの壊れにくい外付けHDDやNASの紹介をしています。

 

このページの記事は以上です。

 

スポンサーリンク

当社のデータ復旧のご案内

データ復旧料金は容量・症状に関係なく定額
復旧料金は復旧データ納品後に後払い
復旧失敗時は復旧料金0円、ただし宅急便の往復送料実費のみご負担
作業日数は2-3日(症状により延長の場合あり)

・HDD:33,000円
・NAS:55,000円

(RAID対応の場合は22,000円追加)
(当社ではHDDの内部分解が必要な重度の物理障害には対応していません。ただし、重度でも対応可能な提携他社を紹介することができますので、重度の場合でもご連絡ください。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です