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LinkStationのオレンジランプ点滅の回数とインフォメーションコードの説明

LinkStations

バッファローのNAS、LinkStationのステータスランプがオレンジ色に点滅している時の点滅の回数別に、インフォメーション内容と対処法を説明します。

点滅の長さには2種類あって、「1秒ぐらいの長い点滅」と「0.5秒ぐらいの短い点滅」です。

この2種類の組み合わせで、全部で21パターンのインフォメーションの表示があります。

 

 

1. インフォメーションコード一覧

10の位20の位30の位40の位
I10I20
I11I21
I12I22I32
I13I23
I14
I15I25
I16I26I46
I17I27I47
I18I28
I19

 

2. 長い点滅のみ

パターン1;長い点滅が1回でループ

I10

インフォメーションコードI10

内部が高熱になっています。

まずは高熱になったLinkStationを冷ますために、シャットダウンしてください。

それから、LinkStationの周りを風通しが良く高熱にならないようにするか、あるいは涼しいところに移動させてください。

LinkStationをシャットダウンさせてから30分以上経過して手で触っても冷たくなったら、起動してください。

それでも解決しない時は、中のデータを吸出してから修理に出すか、買い換えてください。

データの復旧方法については、次に進んでください。

 

パターン2;長い点滅が2回でループ

I20

インフォメーションコードI20

LinkStation内蔵のHDDに問題がないかチェック中です。

 

3. 長い点滅が1回に、短い点滅が何回か組み合わさっている時

パターン3;長い点滅が1回・短い点滅が1回でループ

I11

インフォメーションコードI11

ハードディスクに読み込みエラーの部分が発生して、じきにデータが読めなくなる状態です。

カンタンに言えば、ハードディスクの故障が近いです。

一刻も早く、LinkStationが動いている間に、データのバックアップを取ってください。

データのバックアップを取ったら、ハードディスクの交換ができるタイプのLinkStationなら交換してみてください。

交換ができないタイプは、修理に出すか、買い換えてください。

 

パターン4;長い点滅が1回・短い点滅が2回でループ

i12

インフォメーションコードI12

RAIDがデグレードモードで動いている状態です。

デグレードモードとは、RAID構成のハードディスクの一台にエラーが起きているために、エラーが起きているハードディスクを外した状態で動いていることです。

データの消失はまだ起きていませんが、もしも次にどれか一台のハードディスクでエラーが起きた時には、ほとんどのデータを消失してしまう危険な状態です。

よって、リンクステーションが動いているうちに、電源を落としたりハードディスクの交換などを行う前に、絶対にデータのバックアップを取って下さい。へたにリンクステーションをいじっているとデータを消失してしまうことがかなりの確率で起こります。

「まだアクセスできるから」と余裕で構えていては絶対にいけません。

バックアップ場所は、ネットワーク経由でパソコンの内蔵ハードディスク内や、パソコンに接続したUSB外付けハードディスクに取るようにして下さい。

バックアップを取ったあとで、リンクステーションの故障したハードディスクを交換して下さい。

 

パターン5;長い点滅が1回・短い点滅が3回でループ

i13

インフォメーションコードI13

RAID構成のハードディスクをフォーマットしているところです。

数分後に完了するまで待ちます。

 

パターン6;長い点滅が1回・短い点滅が4回でループ

i14

インフォメーションコードI14

RAID構成に問題がないかチェックをしているところです。

数分後に完了するまで待ちます。

 

パターン7;長い点滅が1回・短い点滅が5回でループ

i15

インフォメーションコードI15

RAID構成にエラーが起きているので自己診断をしているところです。

数分後に完了するまで待ちます。

 

パターン8;長い点滅が1回・短い点滅が6回でループ

i16

インフォメーションコードI16

新しくRAID構成を作成しているところです。

数分後に完了するまで待ちます。

 

パターン9;長い点滅が1回・短い点滅が7回でループ

i17

インフォメーションコードI17

RAID構成に問題がないかチェックをしているところです。

数分後に完了するまで待ちます。

パターン10;長い点滅が1回・短い点滅が8回でループ

i18

インフォメーションコードI18

RAID設定を再構成しているところです。

数分後に完了するまで待ちます。

 

パターン11;長い点滅が1回・短い点滅が9回でループ

i19

インフォメーションコードI19

RAID構成で書き込んだデータを完全消去しているところです。

完全消去には数時間〜1日以上かかるので、終わるまで放置します。

 

4. 長い点滅が2回に、短い点滅が何回か組み合わさっている時

パターン12;長い点滅が2回・短い点滅が1回でループ

I21

インフォメーションコードI21

LinkStation内蔵のHDDに問題がないかチェック中です。

 

パターン13;長い点滅が2回・短い点滅が2回でループ

I22

インフォメーションコードI22

LinkStation内蔵のHDDのデータを消去中です。

 

パターン14;長い点滅が2回・短い点滅が3回でループ

i23

インフォメーションコードI23

LinkStationの設定を初期化中です。

 

パターン15;長い点滅が2回・短い点滅が5回でループ

I25

インフォメーションコードI25

LinkStation本体の内蔵ソフトを更新中です。(ファームウェアアップデート)

通常は更新作業がは15分〜30分ほどで完了しますが、2〜3時間以上たっても完了しない場合は、LinkStationの故障が考えられます。

その場合のデータの復旧方法については次のどちらかに進んでください。

データの復旧方法については、次に進んでください。

 

パターン16;長い点滅が2回・短い点滅が6回でループ

I26

インフォメーションコードI26

LinkStationのWEB設定を初期化しています。

通常は更新作業がは5分〜10分ほどで完了しますが、30分以上たっても完了しない場合は、LinkStationの故障が考えられます。

データの復旧方法については、次に進んでください。

 

パターン17;長い点滅が2回・短い点滅が7回でループ

I27

インフォメーションコードI27

USB外付けのHDDにエラーがないかをチェックしています。

通常は更新作業は30分〜1時間ほどで完了しますが、2〜3時間以上たっても完了しない場合は、USB外付けHDDの故障が考えられます。

しかし、USB外付けHDDを接続してない時でも表示される時は。LinkStationの故障が考えられます。

その場合のデータの復旧方法については次のどちらかに進んでください。

データの復旧方法については、次に進んでください。

 

パターン18;長い点滅が2回・短い点滅が8回でループ

I27

インフォメーションコードI28

USB外付けのHDDをフォーマットしています。

通常はフォーマット作業は30分〜1時間ほどで完了しますが、2〜3時間以上たっても完了しない場合は、USB外付けHDDの故障が考えられます。

しかし、USB外付けHDDを接続してない時でも表示される時は。LinkStationの故障が考えられます。

データの復旧方法については、次に進んでください。

 

5. 長い点滅が3回に、短い点滅が何回か組み合わさっている時

パターン19;長い点滅が3回・短い点滅が2回でループ

i32

インフォメーションコードI32

LinkStation内蔵のHDDを交換した後に表示されます。

RAIDの再構成やフォーマットが必要な場合なので、LinkStationのWeb設定画面から必要な設定を行って下さい。

 

6. 長い点滅が4回に、短い点滅が何回か組み合わさっている時

パターン20;長い点滅が4回・短い点滅が6回でループ

i46

インフォメーションコードI46

RAID設定の情報をアップデートしている所です。

点滅が終わるまでリンクステーションの電源を切らずに放置しておきます。

 

パターン21;長い点滅が4回・短い点滅が7回でループ

i47

インフォメーションコードI47

RAID設定の情報をアップデートしている所です。

点滅が終わるまでリンクステーションの電源を切らずに放置しておきます。 

 

7. データ復旧方法

HDDに損傷がない場合に限り、個人でもデータを吸い出せる可能性があります。

ただし問題となるのは、LinkStation/TeraStationが「Linux」というWindowsとは違うシステムで動いているので、そのままではWindowsでは読み出せないことです。

データの吸出しの手順としては、まずはLinkStation/TeraStationからHDDを引っ張りだします。

その後の詳しい手順については、次のページにまとめてありますので御覧ください。

 

当社のデータ復旧のご案内

データ復旧料金は容量・症状に関係なく定額
復旧料金は復旧データ納品後に後払い
復旧失敗時は復旧料金0円、ただし宅急便の往復送料実費のみご負担
作業日数は2-3日(症状により延長の場合あり)

・HDD:33,000円
・NAS:55,000円

(RAID対応の場合は22,000円追加)
(当社ではHDDの内部分解が必要な重度の物理障害には対応していません。ただし、重度でも対応可能な提携他社を紹介することができますので、重度の場合でもご連絡ください。)