【データ復旧業者が選ぶ】壊れにくい、おすすめの内蔵HDD

内蔵HDDを買う時に、HDDの容量と値段だけで決めていませんか?

筆者はデータ復旧業者として、毎日何台もHDDを検査・復旧作業を行っていますが、正直言ってHDDに当たり外れはあります。

そこでこの記事では、データ復旧業者の経験上おすすめできる内蔵HDDを紹介します。

内蔵HDDを選ぶ基準としては、「なるべく壊れにくい」「しかし、コスパもそこそこ重視したい」という欲張りなニーズにお答えしています。

パソコン内蔵のHDDを増設・換装したり、NASに搭載するHDDを選ぶ時の参考にしてください。

 

 

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「壊れにくい内蔵HDD」の選び方は?

ネットニュースでたまに、以下のような「HDDの故障率」の記事を見かけることがあります。

確かに、こういった故障レポートは何百台・何千台といったHDDを使っているサーバーセンターのような会社が出しているので、データの一つとして参考にはなります。

しかし、温度や湿度などHDDの使用環境や、何らかのバイアスがかかっていないのか、といった部分が気になります。

そのため、筆者はこういったニュースは参考程度にとどめています。

そのかわりに、新しいHDDが発売されたら2-3年待って、ネットで購入者のレビューを見て世間で評判が良さそうなら購入して、実際に自分でも毎日使って壊れにくいかを検証しています。

 

具体的に、この内蔵HDDは避けるのが無難!

筆者が今までデータ復旧で扱ったHDDで、不具合が起きているのが「Seagate社の3.5インチHDD全般」の比率が高いので、これは避けたほうが無難です。

かれこれ2008年ごろから発売されている、Seagateの3.5インチの「Barracuda 7200.11」というシリーズから歴代のシリーズで、「ファームロック」というHDDが反応しなくなる現象が高確率で発生しています。

 

3.5インチHDDではその他に、かつてはWesternDigitalのGreenシリーズで「低速病」と呼ばれる、読み書きが極端に遅くなる現象が高確率で発生していました。

しかし、Greenシリーズが発売終了となり、後継となるBlueシリーズでは2年ほど監視してみましたが、「低速病」は起きていません。

 

一方、2.5インチHDDでは特定のメーカー・機種で壊れやすい地雷製品はないようです。

 

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【デスクトップPC用途】おすすめの内蔵3.5インチHDDを紹介

ここ数年のデスクトップPCのストレージのトレンドとして、OS起動用に速度優先でSSD、データ保存用に容量優先でHDDという役割分担が多くなってきました。

ということで、「大容量のデータ倉庫」という役割では、大容量でも価格が安い、以下の「WesternDigital Blueシリーズ」をイチオシとします。

筆者も数台使ってみましたが、目につく欠点もなく、無難で良い製品です。

容量は、6TB/4TB/3TB/2TB/1TB/500GBの6種類から選べます。

上段は、売れ筋の4TBで、この中では単価あたりの容量のコスパが最も優れています。

下段は、容量最大の6TBですが、それでも1万円強で買えるコスパの良さです。

 

さらに読み書きのスピードを速くしたい場合は、以下の「WesternDigital Blackシリーズ」をおすすめします。

ただし、HDD内部のモーターの回転数が7200回転/分(通常の3.5インチHDDは5,400回転/分)のため、冷却ファンの風をHDDに直当てしたりPCケース内のエアフローを工夫しないと、発熱による故障が起きやすくなるので注意が必要です。

容量は、6TB/5TB/4TB/3TB/2TB/1TBの6種類から選べます。

筆者は数回このHDDを使ったことがありますが、確かに体感でわかるほど読み書き速度は速かったです。

しかし、速度優先ならSSD、容量優先なら安価なHDDという最近のトレンドからすると、あまり市場ニーズはないHDDかもしれません。

 

【NAS用途】おすすめの内蔵3.5インチHDDを紹介

ここでおすすめする「WesternDigital Redシリーズ」は、デスクトップ用でおすすめした「WesternDigital Blueシリーズ」をブラッシュアップした姉妹機種です。

Blueシリーズよりも優れた点は、保証期間が2年から3年に延長、24時間連続を前提とした設計、といった点です。

一言で言うと、Blueシリーズより一層信頼性を高めたものがRedシリーズですが、安心をお金で買うという意味でデスクトップPCでもRedシリーズを使っている人がいるほどの、人気シリーズです。

容量は、10TB/8TB/6TB/4TB/3TB/2TBの6種類から選べます。

上段は、売れ筋の4TBで、この中では単価あたりの容量のコスパが最も優れています。

下段は、容量最大の10TBで結構な値段はしますが、大容量NASが必要な人にとっては、値段は二の次かもしれません。

筆者は、このRedシリーズのへビーユーザーでして、業務で使うのはほぼ100%これです。

というのも、データ復旧作業は数日間、まれに週単位で通電し続けるため、長時間稼働に耐えられて信頼性が高いHDDが必要なためです。

ここ数年で50台ほど買ったと思いますが、壊れたのは1台だけで、信頼性の高さに満足しています。

 

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【ノートPC用途】おすすめの内蔵2.5インチHDDを紹介

2.5インチHDDは3.5インチHDDのように「地雷なので避けるべきHDD」というものがないので正直どれでも良いと思います。

ただし、2.5インチHDDには複数の「厚み」の規格があるので、そこだけ注意が必要です。

厚みがあってないと、HDDを買ったもののパソコンの中や外付けケースに入らない、といった悲劇を招きます。

厚みには以下のように3パターンあるので、必ず実際に定規などで測ったり、カタログや仕様書で確認してください。

  1. 厚み7mm・・・最も一般的な厚み。ノートパソコン内蔵HDDは、大抵これ。
  2. 厚み9.5mm・・・2TB以上の大容量のHDDに多い。
  3. 厚み15mm・・・3TB以上の大容量のHDDに多い。

 

前置きが長くなってしまいましたが、2.5インチのHDDでは、次の機種をオススメします。

おすすめの理由は、コスパが良く、入手しやすい機種だからです。

容量は、2TB/1TB/500GBの3種類あります。

すべて厚みは7mmで、2.5インチHDDの最も薄い厚みのため、パソコンに入らないとか外付けケースに入らないといったことはないでしょう。

なお、3.5インチHDDでSeagateはおすすめしない、と書きましたが、2.5インチHDDについては他メーカーと比べて故障しやすいとかはないので、上記の機種をオススメします。

 

このページの記事は以上です。

 

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当社のデータ復旧のご案内

データ復旧料金は容量・症状に関係なく定額
復旧料金は復旧データ納品後に後払い
復旧失敗時は復旧料金0円、ただし宅急便の往復送料実費のみご負担
作業日数は2-3日(症状により延長の場合あり)

・HDD:32,400円
・NAS:54,000円

(RAID対応の場合は21,600円追加)
(当社ではHDDの内部分解が必要な重度の物理障害には対応していません。ただし、重度でも対応可能な提携他社を紹介することができますので、重度の場合でもご連絡ください。)