LANDISK HDL2-A/HDL-Aのバックアップ (4) 手動バックアップの設定
IOデータのネットワーク型HDD、LANDISK HDL-Aシリーズでは設定したスケジュールにあわせて自動的にバックアップを取ることができます。
しかし、確実にバックアップを取るためには、まず最初に手動バックアップの設定と結果の確認をして、その次に自動バックアップに切り替えることをオススメします。
このページでは、手動バックアップの設定方法や、バックアップ結果の確認方法を説明します。
基本編
- (1) 最初に読んでください
- (2) USB外付けHDDの接続
- (3) メール通知の設定
- (4) 手動バックアップの設定(このページです)
- (5) 自動バックアップの設定
- (6) バックアップの復元
応用編
個人向けモデル
型番 | 容量 | 内蔵HDDの数 |
HDL-A3.0 | 3.0TB | 1台 |
HDL-A2.0 | 2.0TB | |
HDL-A1.0 | 1.0TB | |
HDL-A3.0S | 3.0TB | 1台 |
HDL-A2.0S | 2.0TB | |
HDL2-A6.0 | 6.0TB | 2台(RAID0/RAID1対応) |
HDL2-A4.0 | 4.0TB | |
HDL2-A2.0 | 2.0TB |
法人向けモデル
型番 | 容量 | 内蔵HDDの数 |
HDL-AH3.0 | 3.0TB | 1台 |
HDL-AH2.0 | 2.0TB | |
HDL-AH1.0 | 1.0TB | |
HDL2-AH6.0 | 6.0TB | 2台(RAID0/RAID1対応) |
HDL2-AH4.0 | 4.0TB | |
HDL2-AH2.0 | 2.0TB |
※ RAID0をストライピング、RAID1をミラーリングと呼ぶこともあります。
1. 「手動バックアップ」の設定をする前の注意事項
最初にバックアップを取るときには、非常に時間がかかります。
HDDの容量や保存しているデータの量にもよりますが、1日〜3日ぐらいかかる場合があります。
バックアップ中でもパソコンからアクセスしてデータの読み書きはできます。
ただし、バックアップ中には次の2つの制限があることに注意してください。
- バックアップ中にはLANDISKと、それに接続しているバックアップ用のUSB外付けHDDの電源は切れない
- パソコンからアクセスした時の読み書きの速度が遅くなることもある
2. 「手動バックアップ」の設定・実行
1) あらかじめ、LANDSIKのバックアップの設定をするパソコンに「MagicalFinder」がインストールされていて、なおかつバックアップの保存先となる「外付けのUSB接続のハードディスク」が接続されている前提とします。
2) 「MagicalFinder」が起動してない場合は起動します。
3) 「MagicalFinder」が起動されたら、「設定可能なネットワークデバイス一覧」で表示されたLANDISKの中から、今回バックアップの設定をするLANDISKをブラウザで表示します。
4) ログオン画面で「パスワードを入力してください」と表示されたら、パスワードを設定している場合はパスワードを入力、標準ではパスワードを空白のままで、「ログオン」ボタンをクリックします。
5) LANDISKの最初の画面が表示されたら、左から2番目の「詳細設定」をクリックします。
6) LANDISKの詳細設定画面が表示されたら、画面の左側の下の方に「USB1」のアイコンと全体/容量などの表示が出ているかを確認します。
この表示があれば、バックアップ用のUSB接続の外付HDDが接続されているのでOKです。
もし表示されていなければ、外付けHDDが接続されているか、電源が入っているか、フォーマット済みかどうかを確認します。
7) 左側にあるタブの「サービス」をクリックします。
8) 「サービス」タブをクリックして表示された画面の上下に並んだボタンのうち、「バックアップ設定」ボタンをクリックします。
9) 「バックアップ設定」の画面になったら、次のように設定します。
設定したら、内容をもう一回見て確認して、よければ右下の「確認する」ボタンをクリックします。
1 | バックアップを今すぐ実行する | チェックを付ける |
2 | バックアップ終了後、自動的にシャットダウンする | チェックを付けない |
3 | バックアップ方法 | 「同期する」にチェックを付ける |
4 | 保存する履歴数 | 初期のまま |
5 | 曜日指定 | 初期のまま |
6 | 時間指定 | 初期のまま |
7 | バックアップの方向 | 「内蔵ディスク → USB」にチェックを付ける |
8 | バックアップ元 | 「フォルダーリスト」の中から、バックアップしたいフォルダーを一度クリックしてから<追加>という文字をクリックして、右側の「バックアップフォルダ―」に追加する |
9 | バックアップ先 | 「usb1」を選ぶ |
10) バックアップ設定の内容が表示されて、実行しても問題なければ、画面右下の「OK」ボタンをクリックしてバックアップを開始します。
11) バックアップが開始すると、「ピーッ、ピッ、ピッ、ピッ」という電子音が鳴ります。
バックアップが完了するまで、しばらく待ちます。
12) バックアップが完了したら、画面に「バックアップが完了しました。」と表示されます。
13) 次に、今行ったバックアップが正しく実行できたかを確認します。
3. バックアップした内容を確認する
14) 正しくバックアップできたかを確認するには、パソコンからネットワーク上にあるLANDISKにアクセスして、「usb1」という表示のフォルダをダブルクリックします。
15) 「usb1」のフォルダの中に「__backup」のフォルダがあれば、それがバックアップ結果のフォルダです。
それをダブルクリックして中身を表示します。
16) 「__backup」フォルダの中に、バックアップするように指定したフォルダが入っていて、さらにその中にファイルやフォルダが入っていればバックアップは成功です。
17) ここまで問題がなければ、続けて「自動バックアップの設定」を行います。
続きの記事を読む → (5) 自動バックアップの設定
LANDISK HDL-Aシリーズのバックアップ方法の記事の一覧
基本編
- (1) 最初に読んでください
- (2) USB外付けHDDの接続
- (3) メール通知の設定
- (4) 手動バックアップの設定(このページです)
- (5) 自動バックアップの設定
- (6) バックアップの復元
応用編
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作業日数は2-3日(症状により延長の場合あり)
・HDD:33,000円
・NAS:55,000円
(RAID対応の場合は22,000円追加)
(当社ではHDDの内部分解が必要な重度の物理障害には対応していません。ただし、重度でも対応可能な提携他社を紹介することができますので、重度の場合でもご連絡ください。)