LinkStationのファームウェアを専用アプリでアップデート – Mac編
バッファローのNAS製品、LinkStation/TeraStationのファームウェアのアップデート(更新)についてのブログ記事です。
このページでは、Macでアップデート専用アプリを起動して、LinkStation/TeraStationのファームウェアのアップデートを行う手順を、スクリーンショットなども使ってわかりやすく説明しています。
Windowsについては別ページで説明していますので、そちらを御覧ください。
なお、以下の説明では、LinkStationのLS-WVLシリーズをサンプルとして使っていますが、その他の機種でも細かい部分の違いはあっても、作業の流れは同じです。
また、以下にこのページの関連記事のリンクを貼っておきますので、必要に応じて参照してください。
1. アップデートを行う前の注意事項
ファームウェアのアップデートに失敗すると、最悪すべてのデータが消去される場合があります。
よって、少なくともバックアップをUSB外付けHDDや別のNASにとっておくべきです。
また、LinkStation/TeraStationでエラーや異常な音が発生していないかも確認しておきましょう。
もしもエラーや異常な音が出ていたり、注意事項についてもっと詳しく知りたい方は、次のリンク先を御覧ください。
2. アプリをバッファロー公式サイトからダウンロードする
▶ バッファロー公式サイトの「ソフトウエアダウンロードサービス」をWebブラウザで開きます。
▶ ページが開いたら、一覧表の中からアップデートを行うLinkStation/TeraStationの機種を探します。
今回は説明用のサンプルとして、LS-WVLシリーズを探してみたいと思います。
▶ ダウンロード可能なソフトがいくつか表示されます。
今回はMac用のアップデート専用アプリをダウンロードするので、以下の画面では下段の矢印の「LinkStationシリーズファームウェアアップデーター(Mac)」をクリックします。
▶ 画面が切り替わったら、画面の一番下までスクロールして、「ダウンロードソフトウエア使用許諾契約に同意してダウンロードする」の部分を探します。
▶ 「ダウンロードソフトウエア使用許諾契約に同意してダウンロードする」の部分をクリックして、ダウンロードを開始します。
3. 圧縮された状態のダウンロードしたアプリをdmgファイルに復元する
▶ アップデート用のプログラムがダウンロードされたら、ダブルクリックして圧縮ファイルをdmgファイルに復元します。
▶ dmgファイルに復元が完了したら、ダブルクリックしてマウントします。
▶ しばらくすると、dmgがマウントされて以下のような「update」というファイル名のアップデート専用アプリが表示されます。
4. アップデート用アプリを実行する
▶ マウントされたdmgのにあるアップデート専用プログラム、「update」をダブルクリックで実行します。
▶ 以下のように「開いてもよろしいですか?」と表示されたら、右下の「開く」のボタンをクリックします。
▶ 以下のように「ファームウェアアップデート」の画面が表示されたら、左上のアップデート対象のLinkStation/TeraStationを確認してから、右下の「ファームウェア更新」ボタンをクリックしてアップデートを実行開始します。
もしもアップデート対象が表示されない場合は、画面左下の「再検索」のボタンをクリックしてみてください。
▶ 管理者パスワードを入れる画面が出るので、パスワードを入力してから「OK」ボタンをクリックするとアップデートが開始されます。
パスワードがわからない場合は、初期値から変更をしていなければ「password」のはずです。
▶ 専用アプリでアップデートを実行する手順の説明は、ここまでです。
5. もしもアップデートに失敗した時は?
対処法については、以下のリンク先で紹介していますので、御覧ください。
また、当社でLinkStationのデータ復旧も行っています。
詳しくは以下をご覧ください。
当社のデータ復旧のご案内
復旧料金は復旧データ納品後に後払い
復旧失敗時は復旧料金0円、ただし宅急便の往復送料実費のみご負担
作業日数は2-3日(症状により延長の場合あり)
・HDD:33,000円
・NAS:55,000円
(RAID対応の場合は22,000円追加)
(当社ではHDDの内部分解が必要な重度の物理障害には対応していません。ただし、重度でも対応可能な提携他社を紹介することができますので、重度の場合でもご連絡ください。)