WindowsバックアップソフトBunBackup (5) ログ記録の設定
Windowsの無料バックアップソフトとして人気が高い「BunBackup」で、バックアップを実行した時に成功・失敗したファイルを記録する「ログ」を取る設定方法について、図解を使いながらなるべく丁寧に説明します。
「BunBackup」のインストールやバックアップの基本設定がまだの人は、以下のリンク先の別ページで、先にそちらを御覧ください。
関連記事;
- BunBackup (1) 入手とインストール
- BunBackup (2) 基本的な使い方
- BunBackup (3) エラーファイルの対処方法
- BunBackup (4) 自動バックアップの設定
- BunBackup (5) ログ記録の設定(今見ているページです)
1. 「ログ」とはなにか、「ログ」は取るべきか?
BunBackupで「ログ」を取る設定にしておくと、バックアップを実行した時に「バックアップが成功したファイル」と「バックアップに失敗したファイル」が記録されます。
以下は、ログを表示した時の画面です。
このため、バックアップのログを見ることにより、
- 「本来バックアップを取るべきファイルがバックアップされていない」といった事態をあらかじめ防ぐ
- 「毎回バックアップに失敗するこのファイルは特に必要ないからバックアップから除外する」
といった対処が可能です。
こういった理由により、ログは取ったほうが良いかについては、必ずしも取らなくても良いが、なるべく取るようにしておいたほうが良い、と思います。
2. BunBackupの機能表示設定
自動バックアップの設定をする前に、あらかじめBunBackupの「機能表示設定」というところで、「自動バックアップ」を使えるように設定をしておく必要があります。
BunBackupというソフトの基本的な考えとして、最低限必要な機能は最初から使えますが、応用的な機能については最初は使えないようになっていて、使うためには「機能表示設定」というところで設定を変えておく必要がある、ということです。
これは、最初から色々な機能が使えるようになっていると、初心者が混乱するから、あえて表示しないのでは、と思います。
以下は、自動バックアップを有効にするための手順です。
1) BunBackupを起動して、BunBackupの上にあるメニューの「設定」をクリックして表示される中の「機能表示設定」をクリックします。
2) 「機能表示設定」の画面が出たら、右にある「ログ」にチェックを入れてから、下の「OK」ボタンをクリックして閉じます。
3) BunBackupの基本画面に戻ったら、「機能表示設定」の設定の完了です。
続けて、ログを取る設定方法の説明をします。
3. BunBackupのログを取る設定
1) BunBackupの上にあるメニューの「設定」をクリックして表示される中の「環境設定」をクリックします。
2) 「環境設定」の画面が表示されたら、上の方の「ログ」と書かれた部分をクリックします。
3) 画面が切り替わったら、まず「ログを記録する」にチェックを入れて、つぎに「OK」をクリックして画面を閉じます。
なお、設定画面の中の「ログファイル名」や「記録回数」は必要に応じて変更しても構いませんが、あえて変更する必要はありません。
4) BunBackupの基本画面に戻ったら、画面右上の「✕」をクリックして終了して構いません。
もしも、「バックアップ設定の変更をファイルへ保存しますか?」という画面が出てきたら、「はい」ボタンをクリックして閉じます。
4. BunBackupのログを見る方法
1) BunBackupの上にあるメニューの「設定」をクリックして表示される中の「ログ表示」をクリックします。
2)「ログリスト」の画面が表示されたら、バックアップ実行ごとのログが表示されているので、どれか適当に選んでからダブルクリックして開きます。
3) 「ログ表示」の画面が表示されて、「コピー」「エラー」「削除」のファイルが表示されます。
4) 「エラー」となっているファイルについては、バックアップ取るべきか・不要か、についてを検討した上で、不要な場合には次の記事を参考にバックアップ対象から除外の設定をしてください。
ログ画面を閉じるときは、右上の「X」ボタンをクリックして閉じます。
5) バックアップのログを見る手順の説明はここまでです。
BunBackupの設定をしたら、設定しっぱなしではなく、定期的にログを見てエラーがないかをチェックしてください。
このページの記事は以上です。
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