【PR】月額2,079円からの法人向けクラウドストレージ

初回の月額料金が通常時の30%オフのキャンペーン中(2023年10月10日 12:00まで)

【HDD・SSD】おすすめのクローン機能付きスタンド

HDDやSSDのクローンを作るときに、いわゆる「不良セクタ」がある場合には、通常ならその部分でクローンが止まってしまう場合が多いです。

今回、軽度な「不良セクタ」ならスキップしてクローンを完了できる、「裸族のお立ち台」的なものを買って、実際にテストしてみたので紹介します。

結論から言うと、「使える」と思いました。

1. 機器の特徴とスペック

上記の写真のように、よくある「裸族のお立ち台」のような外見ですが、この機器の特徴は以下の3点です。

  1. PCなしでHDD/SSDのクローンが可能
  2. 軽度の不良セクタならスキップしてクローンする
  3. 通常の2台内蔵のHDD/SSDスタンドとして使用可能

特に、2番目のエラースキップ機能がついている商品は少なく、あっても評判が良い商品があまりないのですが、上記の商品は比較的評判がよく、個人的にも「ロジテック」は好きなメーカーなので、自腹購入して評価してみました。

また、機器のスペックは以下の表のとおりです。

項目内容
メーカーロジテック
型番LHR-2BDPU3ES
製品紹介サイトhttps://www.logitec.co.jp/products/hd/lhr2bdpu3es/index.php
サイズ(幅×奥行き×高さ)146×114×60mm
重量243g
メーカー保証1年間
接続端子USB3.1(USB3.0/2.0上位互換)
対応HDD/SSD容量12TB
対応HDD/SSDインターフェース3.5インと2.5インチのSATAのみ
購入価格の目安4,000円台後半~5,000円台前半

2. 購入▷開封してみました

▶ アマゾンで購入したところ、ロジテックダイレクトから佐川急便で到着しました。

LHR-2BDPU3ES輸送箱

▶ 輸送箱を開けると、一回り小さな箱が入っていました。

LHR-2BDPU3ES化粧箱

▶ 箱を開けると、HDD/SSDの差込口を覆うように、プラスチックのフタがついていました。

こういう細かな心遣いはいいですね。

LHR-2BDPU3ES本体

▶ 割としっかりしたフタなので、普段使わないときのホコリよけに良さそう。

LHR-2BDPU3ES本体

▶ 以下、付属品が入った箱を開きます。

LHR-2BDPU3ES付属品

▶ フタを開けると、取扱説明書。

LHR-2BDPU3ES説明書

▶ 取扱説明書の下に、ACアダプタとUSBケーブルが入っていました。

LHR-2BDPU3ES付属品

3. クローン実行してみました

商品のうたい文句の「不良セクタでもスキップしてクローンできる」がどんなもんかを確認するため、軽度の不良セクタが発生した2TBのHDDでクローンを作ってみました。

CrystalDiskInfoで見ると、以下の状態です。

左上の「健康状態」が黄色の「注意」、項目の下の方で「C5 代替処理保留中のセクタ数」と「C6 回復不可能セクタ数」が黄色になっていて、エラースキップ機能がついてないクローン機器では途中でエラーになりました。

このHDDをクローンしてみます。

CrystalDIskInfoの黄色

▶ 以下の左がコピー元(不良セクタあり)、右がコピー先、どちらも2TBです。

HDDが2台

▶ 奥の方に、コピー元のHDDを差し込みます。位置を間違えると悲惨なことになります。

1台目のHDD

▶ 手前の方に、コピー先のHDDを差し込みます。

2台目のHDD

▶ 電源スイッチは本体裏にあるので、ポチッと押します。

LHR-2BDPU3ESの電源スイッチ

▶ 電源を入れたら、本体の左手前にある「CLONE」と書かれたボタンを押し続けて、「100%」のランプが青く点灯したら手を離して、すぐにもう一回「CLONE」ボタンを押して離します。

このあたりの操作方法は、取扱説明書に詳しく書かれています。

LHR-2BDPU3ESクローンボタン押下

▶ 以下の動画は、クローン中の様子です。

今回のように、コピー元のHDDに「不良セクタ」がある場合は、「25%」のランプが0.5秒間隔で点滅し続けます。

また、現在進行中のパーセント表示は、以下の動画で「50%」が1秒間隔で点滅します。

さらに、完了したパーセント表示は、青色のランプが点灯します。

このあたりの説明も、取扱説明書に詳しく書かれています。

▶ クローンが完了すると、以下の動画のように「100%」までのランプがすべて青色の点灯した状態になります。

ただし、今回のように「不良セクタ」があるHDDの場合は、「25%」が点滅しています。

今回は2TBのHDDのクローンで、ざっくり4時間かかりました。

以上でクローンは完了なので、背面にある電源ボタンをオフにしてからHDDを取り外します。

4. まとめ

今回は、軽度の「不良セクタ」があるHDDからクローンに成功しました。

「不良セクタ」があるために、普通の「裸族のお立ち台」的なクローン機器が使えなかったり、クローンソフトが使えないときのために、覚えておくといいのではないでしょうか。

当社のデータ復旧のご案内

データ復旧料金は容量・症状に関係なく定額
復旧料金は復旧データ納品後に後払い
復旧失敗時は復旧料金0円、ただし宅急便の往復送料実費のみご負担
作業日数は2-3日(症状により延長の場合あり)

・HDD:33,000円
・NAS:55,000円

(RAID対応の場合は22,000円追加)
(当社ではHDDの内部分解が必要な重度の物理障害には対応していません。ただし、重度でも対応可能な提携他社を紹介することができますので、重度の場合でもご連絡ください。)