Windowsの外付けHDDで大量ファイルのコピーが遅い時、高速化する方法
データのバックアップを取ったり、動画や写真などサイズが大きいファイルを大量に別のHDDやUSBメモリなどにコピーするときにはとても時間がかかりますが、コピー時間を短くする工夫を紹介します。
方法としては2つ、ハードとソフトの両方の工夫があり、両方行えばとても改善効果がありますが、1つだけでも大きく改善効果は得られます。
1. ハード的な工夫 – USB3.0の周辺機器を使う
パソコンがUSB3.0に対応している場合は、USB3.0接続の外付HDDやUSBメモリを使うと、今までのUSB2.0とくらべて3-4倍の速度でデータのコピーがが出来ます。
ただし、ファイルサイズの小さいファイルが大量にある場合は効果が薄く、動画やデジカメのRAWデータなどファイルサイズが大きいファイルの時は効果が非常に大きいです。
この差の原因は、ファイルをコピーする処理の時にはパソコン内部で1つずつのファイルを確認しているので、大量にファイルがあるときはその処理量が多いためです。
よって、エクセルやワードなどのデータを保存するHDDなどはあえて価格の安いUSB2.0を使い、動画データなどファイルサイズが大きいものを保存する場合はUSB3.0を使うという使い分けがオススメです。
1-1. USB3.0のオススメの外付けHDD
別ページで、当社オススメのUSB3.0対応で壊れにくいHDDを紹介しています。
御覧ください。
1-2. USB3.0のオススメのUSBメモリ
別ページで、当社オススメのUSB3.0対応で壊れにくいUSBメモリを紹介しています。
御覧ください。
2. ソフト的な工夫 – 無料の高速コピーソフトを使う
Windowsにはファイルのコピーが高速なフリーのソフトがいくつかあるのですが、最も定評があり私も日常的に使っている「FastCopy」をイチオシしておきます。
以下のリンクをクリックすると、公式サイトが開きます。
細かいチューニングをすればより高速にコピーができますが、チューニングしないでも十分高速にコピーできます。
また、このソフトの良い所は、途中でコピー出来ないデータがあったとしてもスキップしてコピーを続けてくれるところです。Windows標準の機能では、コピー中にエラーがあるとそこでコピーが止まってしまうので、これはなかなか便利な機能です。
さらに、コピーできなかったものはログとして残してくれるので、後で何がコピーできなかったかがわかります。
FastCopyの「ここが便利!」といった説明や、実際の使い方については、次のリンク先でご覧いただけます!
このページの記事は以上です。
当社のデータ復旧のご案内
復旧料金は復旧データ納品後に後払い
復旧失敗時は復旧料金0円、ただし宅急便の往復送料実費のみご負担
作業日数は2-3日(症状により延長の場合あり)
・HDD:33,000円
・NAS:55,000円
(RAID対応の場合は22,000円追加)
(当社ではHDDの内部分解が必要な重度の物理障害には対応していません。ただし、重度でも対応可能な提携他社を紹介することができますので、重度の場合でもご連絡ください。)
コメントは受け付けていません。