袖を引っ張る少女

毎年アップデートして公開している「オススメのパソコン内蔵HDDやSSD」の記事が大変好評で、前回から1年ほど経過したので、現時点でのオススメ品を紹介します。

オススメを選んだ基準は、以前と同じ次の3点です。

  1. 故障しにくい
  2. 速度が速い
  3. 値段がリーズナブル

また、「これはやめたほうが良い」というものも以前と同様に説明します。

 

目次

  1. 最新のHDDやSSDのトレンド
  2. SSDのオススメ
  3. デスクトップ用3.5インチHDDのオススメ
  4. 避けたほうが良いHDDについて
  5. ノート用2.5インチHDDのオススメ

 

1. 最新のHDDやSSDのトレンド

この一年間で大きく変わったトレンドとしては、次の様にまとめられます。

容量 価格 読み書き速度
SSD 512GB以上で大容量の1TBも比較的入手しやすくなった 1年前よりも3割ほども安くなった あまり変化なし
HDD 通常使うのは4TBまでと状況は変わらず 円安が落ち着いてきて、ゆるやかに価格低下 あまり変化なし

値段を見ていると、「HDDの時代は終わった。」と思います。

メーカー製の一般的なパソコンではいまだにHDD内蔵がほとんどなのですが、そろそろSSDに切り替わってもおかしくはありません。

また、1TBのSSDを出すメーカーも増えてきて入手しやすくなってきたので、今までは起動ドライブがSSD・データ保存ドライブがHDDの2ドライブ構成だった自作パソコンのユーザーも、最初からSSDオンリーも検討しても良いかと思います。

 

 

2. SSDのオススメ

SSDのオススメは、この1年間で私が複数の機種を使ってみて、最初に上げた3つの条件の「1. 故障しにくい」「2. 速度が速い」「3. 値段がリーズナブル」という観点から、次の2つをオススメします。

ここ最近のトレンドとしては、リアル店舗ではCruaialの歴代の機種が人気、ネット通販ではCrucialと並んでTranscendが人気ですね。

私はどちらも複数のSSDを使っていますが、どちらも安定した動作で誠実なメーカーだと思います。

上記の機種は、パソコンショップで入手しやすいのでイチオシ!です。

Transcend SSD 256GB 2.5インチ SATA3 6Gb/s MLC採用 3.5インチブラケット付属 3年保証 TS256GSSD370S

Transcend SSD 256GB 2.5インチ SATA3 6Gb/s MLC採用 3.5インチブラケット付属 3年保証 TS256GSSD370S

定価:¥ 24,740

Amazon価格:¥ 15,647

カテゴリ:Personal Computers

発売日:2015-04-30


上記の機種は、1つめの機種と同じぐらいのオススメなのですが、あまりパソコンショップで売っていないので2番目にオシ!とします。アマゾンだと普通に買えます。

なお、SSDはほとんどが2.5インチのサイズなので、ノートならそのまま取り付けられますが、デスクトップの場合はマウンタを使う必要がある点だけ注意が必要です。上記で紹介している機種にはどちらとも3.5インチドライブ用のマウンタも付属しています。

 

3. デスクトップ用3.5インチHDDのオススメ

3-1. 容量1TBまでの内蔵HDD

相変わらず、1TBの3,5インチのHDDはウエスタンデジタル社(WesternDigital)の「ブルー・ラベル」がオススメなのですが、従来は「グリーン・ラベル」として発売されていたシリーズが「ブルー・ラベル」と名前を変えて発売されているので注意が必要です。

 

3-1-1. オススメ品(最初からブルーラベル)と、おすすめしない品(元グリーンラベル)の見分け方
  オススメ品 おすすめしない品(元グリーンラベル)
型番 WD10EZEX WD10EZRZなど

(WD+容量+EZRZ)

容量1TBは10、2TBは20など

容量 1TBのみ 500GB/1TB/2TB/3TB/4TB/5TB/6TB
回転数 7200rpmのみ 5400rpmのみ

「元グリーン・ラベル」のモデルにについては2015年の秋に「ブルー・ラベル」に名称変更したので、「元グリーン・ラベル」のように壊れやすいかどうかはまだデータ不足なので何とも言えません。

よって、しばらくは「新しいブルー・ラベル」については様子見したほうが良いと思います。

 

3-1-2. オススメ品が他よりも優れたメリット

このHDDが他のHDDよりも優れているのは次の点です。

  • 信頼性が高い/故障しにくい(これは私が仕事で使った時の経験や主観です)
  • 読み書きの速度が速い(毎分7200回転)
  • 高速HDDにもかかわらず動作温度が低い
  • 値段がリーズナブル

ただし、データ容量が1TBのモデルしか無いので、それ以上の多くのデータを保存したい場合は、次に紹介するHDDをオススメします。

 

3-2. 容量1TBを超える内蔵HDD

3-2-1. 普段使いに最適な王道のオススメHDD

これも2年前と同じく、ウエスタンデジタル社(WesternDigital)の「レッド・ラベル」がオススメです。

内蔵HDD選びに迷ったら、ウエスタンデジタルの「レッド・ラベル」一択、です。

WD HDD 内蔵ハードディスク 3.5インチ 2TB WD Red NAS用 WD20EFRX SATA3.0 5400rpm 3年保証

WD HDD 内蔵ハードディスク 3.5インチ 2TB WD Red NAS用 WD20EFRX SATA3.0 5400rpm 3年保証

定価:¥ 11,458

Amazon価格:¥ 9,930

カテゴリ:Personal Computers


先に紹介した「ブルー・ラベル」と違うのは、「1TBより上の容量が選べる」「速度はブルー・ラベルより若干落ちる」「メーカー保証が2年から3年に長くなる」の3点です。

容量は、1TB/2TB/3TB/4TB/5TB/6TBと6種類から選べます。

また、速度が落ちると言っても体感では分からなく、計測ソフトで差が出る程度です。

デスクトップ用の3.5インチのHDDの5400回転と7200回転の差は、ノート用の2.5インチの5400回転と7200回転の差ほどは、体感しにくいです。

なお、「レッド・ラベル」は本来は業務サーバー用として売られていますが、普通のパソコンに使っても問題ありません。

むしろ、使用時間の長い普通のパソコンにこそ使うべきです。

3-2-2. 多少予算を上げても信頼性が高いHDDを選びたい時

ウエスタンデジタルでは高性能機種として「ブラック・ラベル」があります。

「ブラック・ラベル」の特徴は、「ブルー・ラベル並みの高速性」「ブルー・ラベルにはない大容量モデルあり」「メーカー5年保証でさらに故障に対する信頼性アップ」です。

容量は、1TB/2TB/3TB/4TB/5TB/6TBから選べます。

一年前は4TBまでしかなかったのですが、後に5TBと6TBが追加されました。

デスクトップパソコンやサーバー用途としては先におすすめした「レッド・ラベル」をイチオシとしていますが、少しでもトラブルの起きる可能性を下げたい・速度を速くしたい、といった時には「ブラック・ラベル」をオススメします。

ただし、値段は「レッド・ラベル」の同じ容量で1.5倍ぐらい高くなるのと、入手が難しい場合が多いです。(アマゾンでは普通に売っています)

WD HDD 内蔵ハードディスク 3.5インチ 2TB WD Black WD2003FZEX SATA3.0 7200rpm 64MB 5年保証

WD HDD 内蔵ハードディスク 3.5インチ 2TB WD Black WD2003FZEX SATA3.0 7200rpm 64MB 5年保証

定価:¥ 18,580

Amazon価格:¥ 14,800

カテゴリ:Personal Computers

発売日:2013-11-15


3-2-3. アマゾン価格比較(2016年2月28日現在)
「レッド・ラベル」 「ブラック・ラベル」
1TB ¥7,446 ¥8,717
2TB ¥10,280 ¥17,258
3TB ¥12,213 ¥20,643
4TB ¥17,623 ¥25,446
5TB ¥24,813 欠品
6TB ¥28,843 ¥36,036

 

4. 避けたほうが良い3.5インチHDDについて

先にも記述しましたが、Western Digitalの「新しいブルー・ラベル」は出荷開始から1年経っておらず評価が決めっていない上、従来評判が悪かった「グリーン・ラベル」の名称替えのようなので、しばらくは様子見がいいです。

それ以外の避けるべきHDDについては、2年前に書いた内容を読み直して、今でもそのまま通用すると思うので、変更せずにそのまま転載します。

シーゲート社(Seagate)のHDDは、過去に「ファームロック」という大規模な不具合が起きて、何年間かは不具合が発生したユーザーが多数いて、メーカーも不具合については認識していたにもかかわらず、会社の誠実な対応がなかったので除外です。

また、ウエスタンデジタル社(WesternDigital)には他に「グリーン・ラベル」というシリーズもありますが、「低速病」という不具合が出る場合がある(必ずしも発生するわけではない)ので、積極的に選ぶべきではありません。

ウエスタンデジタル社(WesternDigital)の特定のシリーズには上記のような問題はありますが、それ以外のシリーズ(レッド・ブラックのラベルです)には目立った不具合がないので、大筋では無難なメーカーだと思います。

 

5. ノート用2.5インチHDDのオススメ

2.5インチHDDは3.5インチHDDのように「大規模な不具合が出て避けるべきHDD」というものがないので正直どれでも良いと思います。

5-1. 容量1TBまでの内蔵HDD

 

上の機種をオススメする理由は、回転数が7200回転/分と速く、キャッシュが32MB積んでいるので、読み書きのスピードに有利だからです。

2.5インチのHDDでは、一般的な5400回転と7200回転の差は体感でもはっきりわかるほどあり、キャッシュの多い少ないも体感でわかります。

それに加えて、HGSTのHDDは信頼性が高い(壊れにくい)ということで自作パソコンユーザーには人気があります。

 

5-2. 容量2TBまでの内蔵HDD

Seagate Mobile 2.5inch 9.5mm SATA 6Gb/s 2TB 5400rpm 32MBキャッシュ  ST2000LM003

Seagate Mobile 2.5inch 9.5mm SATA 6Gb/s 2TB 5400rpm 32MBキャッシュ ST2000LM003

中古価格: ¥ 8,160 より

Amazon価格:¥ 14,550

カテゴリ:Personal Computers

発売日:2014-08-22


上記のオススメはシーゲートのHDDですが、このページの前の方でシーゲートはオススメしないことを書いていますが、確かにシーゲートの3.5インチのHDDについてはファームロックがよく起きるのでオススメしません。

しかし、幸いにも2.5インチのHDDの方は、他社と比べて壊れやすいとかいう傾向は見られませんので、2TBの大容量が必要な場合は上記の機種をオススメします。

 


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