「イメージ作成型バックアップ」と「ファイルコピー型バックアップ」について

2017年2月6日

腕を組む女性

パソコンのバックアップ方式は、大きく2種類に分類できます。

「イメージ作成型バックアップ」と「ファイルコピー型バックアップ」ですが、それぞれどういった内容で、どういったメリット・デメリットがあるかを説明します。

どちらか一方が完全にもう一方より優れているわけではないので、両方併用して補完しあうのがベストです。

とはいえ、どちらだけに選びたい時もあると思うので、選び方の参考となる考え方も説明します。

 

目次

 

1. 「イメージ作成型バックアップ」について

1-1. どんなバックアップ方法?

バックアップ対象を、ひとつのファイルにまとめた形でバックアップを取る方式です。

よって、バックアップ対象に何千・何万あったとしても、バックアップで作成されるファイルは一つです。

※ ただし、以前バックアップした時と最新のバックアップの差分は、最初のバックアップファイルとは別に、差分のみのファイルを作る場合もあります。

 

1-2. メリット

メリット1:WindowsやMacのOS部分までバックアップ・復元ができる

万が一、WindowsやMacが起動しない時のために、OS部分ごとバックアップを取っておいて、万が一の時には元のように起動できる状態に戻すことが出来ます。

これに対して、もう一つのバックアップ方法の「ファイルコピー型バックアップ」では、OS部分のバックアップ・復元ができません。

メリット2:バックアップ用HDDの容量が節約できる

バックアップ結果が一つのファイルにまとめられて、圧縮した形で保存されるので、もう一つのバックアップ方式の「ファイルコピー型バックアップ」よりも、HDDの容量を節約できます。

 

1-3. デメリット

デメリット1:バックアップファイルが壊れたら、全てのバックアップデータが失われる

バックアップ結果がひとつのファイルにまとめられるということは、もしもバックアップファイルが壊れて読み出せなくなる時は、全てのバックアップデータを失うことになります。

デメリット2:バックアップを作成したソフトでないと読み出せない

バックアップを作成したソフトでないとデータを読み出せないのはもちろんですが、同じソフトでもバージョンが違うと読めない場合が多いです。

 

1-4. 代表的なWindows用の「イメージ作成型バックアップ」のソフト

 

1-5. 代表的なMac用の「イメージ作成型バックアップ」のソフト

 

2. 「ファイルコピー型バックアップ」について

2-1. どんなバックアップ方法?

WindowsやMacでファイルコピーをする時と同じように、バックアップ対象のフォルダ・ファイルをそのままコピーしてバックアップを取る方式です。

バックアップ結果のファイルはそのまま読み出せるので、普通のファイルコピーと何ら変わりありません。

 

2-2. メリット

メリット1:バックアップ結果は普通のファイルコピーと変わらない

普通のファイルコピーと同じなので、バックアップを作成したソフトがなくても、ファイルを作成したソフト(エクセルやワードなど)があれば、普通に読み出せます。

メリット2:いっぺんに全部のファイルが壊れることはない

「イメージ作成型バックアップ」では、バックアップ結果がひとつのファイルなので、バックアップ結果のファイルが読めなくなる時は全てのデータが読めなくなります。

 

2-3. デメリット

デメリット1:OSのバックアップ・復元はできない

WindowsやMacが起動しない時のためのOSのバックアップは出来ません。

 

デメリット3:HDDを使う効率が良くない

「イメージ作成型バックアップ」と比較すると、同じファイルのバックアップを取る場合に、多くのHDD容量を使います。

 

2-4. 代表的なWindows用の「ファイルコピー型バックアップ」のソフト

 

2-5. 代表的なMac用の「ファイルコピー型バックアップ」のソフト

 

3. どういった時にどちらを使うべきか?

理想的には、異なる2つの方法で別々にバックアップをとっていたほうが、万が一データを復元する時の解決手段が増えるのでオススメです。

とは言え、どちらかの方式でバックアップをしたり、優先的にバックアップをしたい場合は、次の方針をオススメします。

  • Windows:OSのバックアップ・復元までをカバーしたい場合は「イメージ作成型バックアップ」、それ以外は「ファイルコピー型バックアップ」を使う。
  • Mac:基本的にMac標準のタイムマシン(TimeMachine)を使う。

それぞれのおすすめの理由です。

Windowsの場合は、「イメージ作成型バックアップ」ではうまくバックアップから復元できなかったり、ファイルが壊れるケースがMacよりも多いように思います。

よって、Windowsでは「ファイルコピー型バックアップ」をオススメします。

また、Macのタイムマシン(TimeMachine)は「イメージ作成型バックアップ」ですが、復元できない時がWindowsよりは少ないこと、操作がカンタンなこと、Mac標準では「ファイルコピー型バックアップ」が提供されてないことから、こちらをオススメに選びました。

最後に同じことの繰り返しになりますが、「イメージ作成型バックアップ」と「ファイルコピー型バックアップ」の併用が、一番のオススメです!!

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