バッファローのNAS(ネットワーク型HDD)のLinkstationやTerastationでデータの読み書きが出来なくなった時に「EMモード」の表示がある時の対処法です。

掲載している画像のように、NASNavigatorの画面にNASが緑色の「?マーク」で表示されている状態です。

EMモードのLinkstation  


その前に、EMモードの正体は何かと言うと

「NASを起動するシステムファイルの破損、またはHDDに論理的または物理的な障害が起きていてHDDにアクセス出来ない状態」

です。

この場合の対処法の手順は次のようになります。

  1. ファームウエアのアップデートをやってみる。
  2. それでもダメな場合は、NASからHDDを取り出して、NASのデータを読み出せるソフトを入れたパソコンにつないでみる。
  3. さらにダメな場合は、Linuxの動いているパソコンにつないでみる。

注意しなければいけないのは、LinkstationやTerastationはLinuxという特殊なOS(システム)で動いているので、HDDを取り出してWindowsやMacにつないでも、中身を認識出来ないという事です。

ファイルフォーマットの種類については、次のリンク先を参照してください。

データ復旧のための、パソコン本体、外付けHDD、NASなどのファイルフォーマットの話

あと、NASから「カチンカチン」といった異音や「ピッピッピッ」といった電子音がする場合はHDDの重度の機械的故障なので、この方法では復旧出来ません。

機械的故障かどうかの判断は、次のリンク先を参照してください。

HDDの論理障害、物理障害の説明

また、HDDを複数搭載してRAID構成をおこなっているNASの場合は、RAID構成の内容や状態によって復旧出来たり出来なかったりします。

RAIDの詳しい説明は、次のリンク先を参照してください。

コンピュータ専門職でない人のためのRAIDの説明と、オススメ構成


では実際の作業です。

1) ファームウエアのアップデートをやってみる。

この具体的な方法については、バッファローのホームページに詳しい手順が書いているので参照して下さい。

TeraStation・LinkStationをパソコンに直接接続してEMモードから復旧させる方法

2) NASからHDDを取り出して、NASのデータを読み出せるソフトを入れたパソコンにつないでみる。

NASからHDDを取り出す方法は割愛します。

HDDを取り出してから、パソコンに接続するUSBアダプタについては、次の記事を参照してください。

よく使われるHDDの規格とデータ復旧について

NASから取り出したHDDをWindowsパソコンにつないで、データを読み出せるソフト「Ext2Fsd」というのがあるので、それを使います。

壊れたLinkstationなどNASのHDDを直接Windowsパソコンで読み出すための方法

3) NASからHDDを取り出してLinuxの動いているパソコンにつないでみる。

Linuxのダウンロードと起動用DVDの作成に具体的な作業方法については、以下の2つの記事を参照してください。

データ復旧用のLinuxの使い方-ダウンロード&起動用DVD作成編

データ復旧用のLinuxの使い方-DVDで起動してデータ復旧する編


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